人生を変える【聴き方】の話

考え方

皆さんこんにちは、しばっちです!

突然ですが、あなたは話の上手さに自信がありますか?

「俺に話をさせるならお金払ってもらおうか」ってぐらい自信満々な人もいれば

「いつも話がわかりにくいって言われるから、極力しゃべらないようにしてます」なんて人もいるんじゃないでしょうか。

皆さん、自分がどれくらい話せるのかなんとなく自覚していますよね?

では、次の質問です。

あなたは「聴く上手さ」に自信がありますか?

この質問に、大抵の人は

「聴く上手さ?どういうこと?」と思うのではないでしょうか。

書店に行くと、話し方について書かれた本が無数に見つかります。

それだけ、多くの人が意識をしているということです。

では、聞き方の本はどれぐらいおいてあるでしょうか?

恐らくあまり見たことはないですよね。

なぜなら、聞き方を学びたいと思う人は殆どいないからです。

みんな話し方は意識するのに、聞き方には無頓着なことが多いです。

なんとなく話を聞いて理解していれば良いだろうと思っている人が多いです。

しかしながら、本当に大事なのは話し方ではなく、聞き方なのです!

いや、ここは聴き方と言わせてもらいましょう!

観察しろというのは・・・見るんじゃあなく観ることだ・・・聞くんじゃあなく聴くことだ

引用:ジョジョの奇妙な物語「ダイアモンドは砕けない」より

聴き方が変われば人生変わります!これは間違いありません!

聴き方を学ぶのはなぜ重要なのか

直ぐに結果が出る

話し方を学んだことがあるあなたはわかってくれると思いますが、話し方を磨くのってめちゃくちゃ難しくないですか?

まずスムーズに適切な速さで話して、相手を不快にさせないよう敬語にも気を使って、かつ堂々と深い声で・・・

なんて考え始めたら逆に何も話せなくなってしまいそうです。やること多すぎますし、すべての要素を磨くのに途方もない時間がかかりそうです(;_;)

しかし、聴き方はどうでしょうか。

詳しくは後で話しますが、とにかく聴くだけです。

よく聴くだけです。簡単ですね!

これならすぐにできて、すぐに効果を感じることができます!

周りと差が付きやすい

最初にお話したように、話すことを学ぶ人はとっても多いですが、聴き方を学ぶ人は少数です。

しかしながら、その効果は絶大です。

それではあなたが聴き方をしっかり学んだらどうなるのか。

あっという間に周りと差がついて、コミュニケーション上手と崇められるでしょう。

まあ、崇められるまではいかないまでも、間違いなく周囲の反応は変わると思います。

聴き方の3レベル

それでは、ようやく本題です。

どのように聴くのが良いのか、3つのレベルで解説していきます。

始めに言っておきますが、レベル1ができていればすでに不快感を与えることはないレベルなので、自信を持ってください。

では、見ていきましょう。

レベル1(一般的な聞き上手レベル)

レベル1の条件は以下のとおりです。

・相手の話を遮らない

・適度に相槌を入れる

・頼まれていないのにアドバイスをしない

「え、完璧やん。これでレベル1?」と思いませんでしたか?

そう、一般的にはこれだけ出来ていれば聞き上手と言われる可能性すらありますよね。

今これができていると思ったあなたは素晴らしいです!きっとあなたと話して気持ちよくなったお友達も多いはず。

でも僕らの目指すところはもっと上なのです!

このぐらいは当然も当然。街に出るときは服を着ないと行けないってぐらいに当然のことです。(今日のゴールに到達するためにはって意味で、レベル1のことができていなくても全く問題ないので気にしないでくださいね。)

レベル2(めっちゃ話聞いてくれる近所のお兄さんレベル)

レベル2の条件は以下のとおりです。

・レベル1の条件全部

・ずっと相手の立場に立って話を聴く

・適切なタイミングで相手の言葉を繰り返して、理解していることを示す

だんだん深くなってきましたね。

相手の立場に立って話を聞く

まず相手の立場に立って話を聴くということですが、意識している人は多いんじゃないでしょうか?

でも、ほとんどの場合一時的です。

せっかく相手の立場に立って話を聞いていたのに、数秒経つと、「自分の場合は~」とか「自分なら~」と考え始めて自分の視点に戻ってきてしまいます。

違うのです。ずっと相手の立場に立って聴くのです。相手の話に入り込んで、相手が話しながら描いている世界を一緒に観るのです。

例えば友達が彼氏に振られた話なら、

「『別れよう』って言われたんだよね~」って友達が言った瞬間に、自分の空想の彼氏が自分に同じセリフを言っているところを思い描いて涙ぐむぐらいの勢いです。

それぐらいに相手の立場で話を聴くのです。

適切なタイミングで相手の言葉を繰り返す

「うんうん・・・それで?・・・そっかー。」と、相槌を打つのは素晴らしいです。しかし相手からしたらどれぐらい理解してもらえているかわからないし、どこかで認識がずれているかもしれません。

なので、重要な箇所で相手の言葉を繰り返しましょう。その際に相手の感情も確認してあげると更にいいです。

例えば、友達が「上司にいきなり残業指示されてさ、ひどいよね」と話したら、

「上司にいきなり残業指示されたからムカついたんだね」

と、返してあげると、「そうそう、それでさ~」と話がよりスムーズに続いていくでしょう。

ポイントは、相手の言葉を繰り返して、その時の感情も確認することです。

レベル3共感による傾聴(話聞いてもらうだけで恋に落ちそうレベル)

レベル3の条件は以下のとおりです。

・レベル2の条件全て

・100%の注意を相手の話に向ける

・相手以上にうまく話をまとめて確認できる

どうですか?これだけではわかりませんね。1つずつ解説します

100%の注意を相手の話に向ける

ちょっと自分が誰かの話をよく聞いている場面を思い出してください。

大事な友だちがあなたに向かって話しています。それをあなたはよく聞こうとしています。もうすぐ、相手の話が終わりそう…

さて、その場面であなたは何を考えていますか?

相手の話を聴きながらも、自分が次に話すことを考えていませんか?

いや、普通はそうなるんですよ。全然わるくないですよ。

でも、レベル3になるためにはこれを改善する必要があります。

全神経を、相手の話を理解することに集中させてください。

相手が急に話すのをやめて「どう思う?」って聞かれたら数秒は言葉が出ないぐらいの集中が必要です。

100%の集中力を使って、相手の立場に立って、相手の状況と感情を理解しようと努めてください。

1%たりとも自分の返答を考えることに思考を使ってはいけません。

もう一度言います。

自分が次に話す内容を考えることをやめて、全集中力をもって相手の話を理解するように努めてください。批判も評価も全て捨ててください。ひたすらに理解するよう努めてください。

それがレベル3の第一歩です。

相手以上にうまく話をまとめて確認できる

いよいよ、これができたら完璧です。

100%の集中で相手の話を理解し、気持ちを汲み取ってあげたら、相手の話を相手以上にうまくまとめて、相手の感情も添えて確認してあげてください。例えば

ようこちゃん(仮):「中学から仲のいい友達がいるんだけど、最近仲悪くなっちゃってさ。なんか私が良い大学入ったことに嫉妬してるみたいなんだよね。中学一緒だったんだけど、高校は別になってさ。私のほうが勉強得意だったからいい高校に入ってさ、だから受験にも有利で、その子はいい子で大好きなんだけどね、私があんまり努力もせずに高校も大学も良いとこに入ったと思って、それが気に食わないみたいでさ。仲良くなるよう頑張ってるんだけど、嫌がらせまでされるし、難しいのかな」

あなた:「あー、昔は仲良かった友達がここ数年のようこちゃんの成長ぶりに嫉妬してるんだね。ようこちゃんは努力したのに、それをわかってもらえないのと、昔からの友達と仲悪くなったことが悲しいんだよね。ようこちゃんは昔みたいに仲良くしたいけど、今の状況だと難しいかもしれないと悩んでるって感じ?」

ようこちゃん(仮)「そう、そうなのよ!で、私が思うに~」

という感じで相手は心を開いて、更に詳細な情報を話してくれるでしょう。

相手以上にうまく要約できると、相手は心の底から「理解してもらっている」と感じて安心感を得ます。そうなると自分の話をもっと聞いてもらいたくなって、話し続け、いつの間にかあなたに好意(必ずしも恋愛的好意ではなく)を持っていることでしょう。

ここまで読んで実践できたら、あなたがこれから先築く人間関係に多大な好影響を与えることと思います。

レベル3の聴き方は体力を使います。常に意識しないと忘れてしまいます。

でも、自分も相手も間違いなくハッピーになるので、ぜひ日々意識してこの聴き方を身に着けてみてください。

僕も精進します!

聴き方を変えたら彼女が途絶えなくなった話

最後はこの聴き方を実践するようになった僕の体験談です。

僕は22歳まで彼女がいませんでした。

中学、高校は野球に明け暮れ、女の子とは無縁の生活でした。

と言うより単純にモテませんでした(泣)

22歳で念願の彼女を手に入れたわけですが、よく言い争いをしていました。

結局2年ほど付き合って別れたのですが、そのタイミングでこの聴き方を知り実践するようになりました。

初めてこの聴き方を実践した相手は、営業に来た若い女の子でした。

僕は100%の注意を向けて、レベル3で聴き続けました。

相手は2時間喋り続けました。

いつの間にか仕事の話からそれて、その子の悩みを聞いていました。

話し終えて帰り際、その子は

「今日はありがとうございました!こんなに話したの初めてです!本当にありがとうございました。私になにかできることがあれば言ってください」

と、何度もお礼を言われたのです。

その時の衝撃は忘れられません。

それまで僕は、相談されたら何か素晴らしい解決策を提案しないといけない。そうしないと感謝なんかされない。と、思っていました。

しかしこの日は一つもアドバイスしていないのに、ただ聞いていただけなのに、今までにないぐらい感謝されたのです。

「聴く力、すごい・・・」と感動しました。

それ以降、このスキルを使っていろんな女性を虜にしていったのでした。チャンチャン♪

・・・と、まあ最後は冗談なのですが、本当にここから女性に好かれやすくなり、素敵な彼女ができました。

聴き方を変えただけで僕の人生の幸福度はかなり上がったのです。

まとめ

いかがでしたか?

今日は人生を変える聴き方についてお話しました。

もちろん、話す技術も大切ですが、身につけるには長い時間と努力が必要です。

それに比べて短時間で習得でき、人生にも大きなインパクトを与える【聴く技術】、一緒に意識して身につけてみませんか?

きっと今よりもっと人と話すのが楽しくなって、人間関係も豊かになりますよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

これからも一緒に学びながら豊かな人生を歩んでいきましょう!

ではでは、See you later!

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